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伊吹島と猪熊弦一郎現代美術館

瀬戸内国際芸術祭、夏会期終わっちゃいましたね。
夏パスポートが使えるうちに、いっぱい行くぞ!と思ってましたが、
予定もいろいろ入り、そして、お財布もさみしくなり、体力もチャージしなければならず、
思ったほど行くことはできませんでした。

でも、どうしてもここ行っとこう!ってところは行けたし、
何よりも、楽しかった。いっぱい楽しみました。
そして、うーんと手を伸ばして、自由になるような解放感に浸ることができて、
幸せな島旅を満喫しました。
よかったー。

8月後半に訪れたのは伊吹島。
伊吹島は夏会期だけの開催、そしてイリコの産地。
観音寺港から船に乗ります。
朝の5時に起き、6時に家を出て、坂出までJR、坂出から友達の車で観音寺へ。
観音寺の無料駐車場から、シャトルバスで観音寺港。
船で25分ほど。
岡山からだとけっこう遠い。
けど、伊吹島に着くと、目の前に広がる大漁旗にテンションあがりました。
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この日は、あいにくの雨でしたが、暑くなくてよかったです。
聞いてはいましたが、伊吹島の高低差にはビックリ!
港についてすぐそこから坂道が始まります。
マップを見ると、「心臓破りの坂」なんて書いてありますが、大げさではなかった。

息を切らしてやっとたどり着いた旧伊吹小学校。
ここで大きな作品に出会いました。
わー!すごーい!ってあちこちで声が聞こえました。
大きくて、たくさんで、かわいくて、浮きを使った手作りの魚たち?がおちゃめな感じ。
豊福亮+Chiba Art School「沈まぬ船」
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それから体育館の中にはドームが。
その中に入ると、こんな世界。
大岩オスカール「大岩島2」
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マーカーでこんなスケールの絵が描けるなんて。
そして、ドームなので、人が出入りする度に、少しフワフワと壁面が揺れます。
すると、この船も海に浮かんでるように見えちゃうんですよ。
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小学校の校庭には、すてきな?トイレもありました。
屋根の丸い部分は空洞なのか?ガラスがあるのか?
個室から外に出てから、気になりました。
また確かめてみる機会はあるかしら?


人かバイクしか通れないような細い道が複雑に入り組んでる島でした。
マップや看板の案内通りに歩かないと、道に迷うなあ。。。って思いました。
小さな道の交差点には、こんなマークが書いてありました。
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最初は気にならなかったけど、どこにも書いてあるので、だんだんおもしろくなってきちゃって、
交差点を見つけるたびに、足形確認!なんてしたくなりました。
↓これなんか、なんで2個もあるんだろうねえ。
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そんな坂道の途中に、作品はあります。
こちらは小さなダンボールのかけらをつみあげて作られたカメ。
LUNA.. CLIP..「歩み」
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この甲羅を作るのって、気が遠くなるよね。
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それから暗い家の中、ぼんやりとした明りの中に、グランドピアノが佇んでいる作品。
向井山朋子「夜想曲」
このピアノは東北の津波によって壊れてしまったもの。
静かなうす暗い部屋の中で、少しずつ目が慣れて、いろんなものが見えてきたり、
ピアノがなんだか心を持ってる生き物のように見えたり、
深い深い作品でした。
じっと目が慣れてくるまで、その場所にいることができてよかったです。


この強烈な坂道の下には何があるのか????
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もっとすごい坂道がありました(笑)
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作品を見に行くまでに、作品よりもインパクトのあるものに出会う島歩きは本当におもしろい(笑)
ここの坂道を登るときは、人間の限界に挑戦している感じになりました。

この芸術祭がなければ訪れることのなかった伊吹島。
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早起きして行ってよかったなあと思いました。


坂道をたくさん歩いて、足がつりそうになるくらいの疲労度でしたが、
帰りに丸亀にある猪熊弦一郎現代美術館に寄りました。
丸亀駅の隣に宇和島駅ですよ。
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この日は夜も開館してるのです。しかも丸亀のお祭りの日なので、入場無料。
「大竹伸朗展 ニューニュー」を見てきました。
おもしろい!いつまでもいつまでも見ちゃう!
立体的なスクラップブックのような、コラージュのような、ワクワクしちゃいます。
フラッシュを使わなければ、なんと!撮影可能。
このへんが好き!って思いながら、写真を撮り、
けどやっぱり、肉眼で見るこの存在感がたまらんねえ。。。なんて心の中でつぶやき、
きっとちょっとニヤニヤしながら眺めていたのではないかしら。

この美術館は私の大好きな場所。
そこで、エネルギー溢れる、パワーのある、そして小さなところ細部まで見逃したくないような作品にどっぷり入り込んでいく感覚が
とっても幸せ。楽しいーわー、わー、わー、ドキドキするわーわーわー、
そんな感じでした(笑)
そして、併設している素敵なカフェでお茶をして、
本当にすみずみまで1日を楽しむ旅になりました。
クタクタになったけど、がんばって行ってよかった!
帰るころには美術館につけられた「宇和島駅」のネオンも輝いていました。
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瀬戸内国際芸術祭、私の夏はこのまま終わるかと思われましたが、
どうしても、もう一か所行きたい場所がありました。
それはまた次のブログで。
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by bchbchdo | 2013-09-03 00:53 | アート | Comments(0)
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